(にじょうじょう)
国指定史跡・国宝・世界遺産・百名城
京都府京都市中京区二条城町
▲二条城は徳川家康が上洛時の宿所として慶長八年(1603)に完成
させた城である。その後、三代将軍家光によって拡張され、現在の規
模になった。幕末、大政奉還がこの城で表明されたことは有名である。
(写真・外堀と正門とされる東大手門。)
徳川時代の幕開けと幕引きの舞台
二条の呼び名を冠した城館には幾つかあるが、その代表的なものには永禄十二年(1569)四月に織田信長が将軍足利義昭のために築いた城郭造りの新邸があり、また慶長六年(1501)に徳川家康が上洛時の宿所として築いた城郭がある。現在、前者を二条古城又は旧二条城(上京区五町目町)と呼び、後者を二条城と呼んで区別している。ここでは家康の築いた二条城について簡単に紹介したいと思う。 |
▲二の丸御殿の車寄。 |
▲東南隅櫓。天明8年(1788)の大火で焼失を免れ、重要文化財となっている。 |
▲東大手門と史跡碑。 |
▲東大手門は二条城観光の入口でもある。 |
▲東大手門前の外堀。 |
▲東大手門を入るとまず番所。 |
▲二の丸御殿の塀に掲げられた案内図。 |
▲二の丸御殿への入口である唐門。 |
▲二の丸御殿。 |
▲二の丸庭園への入口。 |
▲二の丸庭園。寛永3年(1626)、後水尾天皇行幸に際して小堀遠州によって改修された。 |
▲二の丸御殿大広間の外観。 |
▲二の丸から内堀を渡ると本丸である。東橋と本丸櫓門。 |
▲東橋から見た内堀と本丸石垣。 |
▲本丸櫓門を入ると枡形の石垣。二条城が城郭であることを感じさせる場所である。 |
▲本丸御殿。 |
▲本丸天守台の石垣。 |
▲天守台から見た本丸。 |
▲天守台から見た内堀と西橋。 |
▲本丸御殿の車寄。 |
▲本丸から西橋へ至る虎口。 |
▲西橋から見た天守台。 |
▲本丸北側から見た内堀と西橋。 |
▲内堀北側の見事な本丸石垣。 |
▲北中仕切門。 |
▲内堀北側から見た鳴子門。 |
▲北大手門。 |
▲築城400年記念で建てられた展示・収蔵館。 |
▲東南隅櫓と外堀。 |
----備考---- | |
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訪問年月日 | 2017年4月29日 |
主要参考資料 | 「日本城郭総覧」 |
↑ | 「元離宮二条城」他 |