(はやしぞれやかた)
豊田市林添町井ノ向
▲林添館は薮田源吾忠元という土豪の館である。領地拡大に
乗り出した松平親氏が最初の標的にしたと伝えられている。
(写真・館跡に建つとされる神明社。)
親氏、最初の領地拡大
南北朝時代の後期、在原信重の婿となってその遺領である松平郷を引き継いだのが松平氏の始祖となる太郎左衛門親氏である。 |
▲「伝親氏石橋」。川筋、川幅が戦国の昔から変わらずにいるということは稀有なことだと思うが、 いつの頃からか親氏の功績をたたえようと村の人々に大切にされてきたものなのであろう。 |
▲林添町の神明社。この丘が薮田源吾の館跡と言われている。 |
▲晴暗寺に集められた無縁石塔。中央の大きめの石塔が薮田源吾忠元のものと伝えられている。 |
▲伝親氏石橋の側面。石を割るための矢穴が見える。 |
----備考---- | |
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訪問年月日 | 2015年3月21日 |
主要参考資料 | 「葵のふる里の歴史」 |
↑ | 「葵のふるさと松平郷-松平親氏」他 |