(ながはまじょう)
国指定史跡
静岡県沼津市内浦長浜
▲ 長浜城は駿河に進出した武田氏の水軍に対抗するため、後北条氏が水軍
の拠点として築いたものである。戦国期における数少ない海戦として知られる
駿河湾海戦で、後北条水軍はこの長浜城から出撃した。(写真・長浜城主曲輪)
後北条水軍の城
永禄十一年(1568)、武田信玄は甲相駿三国同盟を破棄して駿河への進攻に踏み切り、駿府から今川氏真を敗走させた。以後、駿河・遠江・伊豆は武田・徳川・後北条の三氏が入り乱れて抗争を繰り返す乱戦の舞台となってゆく。 |
▲主曲輪から内浦湾を望む。かつての水軍基地も今ではヨットの繋留地となっている。 |
▲主曲輪の北側には海に向かって四段の曲輪が連なっている。 |
▲ 登城口前には説明板や城址の模型などが展示されている。 | ▲ 国指定史跡長浜城の碑。登城口である。 |
▲ 城址碑のところからこの階段を登ると三の曲輪である。 |
▲ 三の曲輪。左側に土塁。 |
▲ 二の曲輪と三の曲輪の間の堀切。 |
▲ 二の曲輪。工事終了後はどのようになるのだろうか。 |
▲長浜城の模型。 |
▲ 主曲輪と二の曲輪の間の堀。コンクリで固められようとしている。 |
▲ 長浜城跡を内浦湾越しに東側から望む。手前の岬が城址である。 |
----備考---- | |
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訪問年月日 | 2012年1月3日 |
主要参考資料 | 「静岡県の城物語」他 |