(みなくちじょう)
県指定史跡
滋賀県甲賀市水口町本丸
▲水口城は三代将軍家光の上洛に際して、その宿所として築城された城である。
使用されたのは一回限りで、後には加藤氏が封ぜられて水口藩が成立した。
(写真・本丸外枡形に修景建設された二階櫓の水口城資料館。)
将軍宿所として築かれた城
寛永九年(1632)、三代将軍徳川家光は小堀遠江守政一らに命じて東海道の要地水口に宿泊用の番城の築城を命じた。 |
▲修景された本丸東側に突出した外枡形部分。 |
▲橋を渡ってかつての枡形へと入る。 |
▲橋から見た水堀。 |
▲城門前の白地に黒の十文字は加藤氏の軍旗である。 |
▲門の内側。高麗門である。 |
▲本丸の四隅に建てられた矢倉は一重であったが、これは資料館として建てられたものである。一部には当時の古材が使用されているという。 |
▲堀の外側から見た資料館。 |
▲説明板の本丸図。黄丸部分が修景整備された外枡形部分。御殿のあった本丸は学校のグランドとなっている。 |
▲滋賀県指定史跡水口城跡の説明板。 |
----備考---- | |
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訪問年月日 | 2015年9月5日 |
主要参考資料 | 「日本城郭全集」 |
〃 | 「近江の山城ベスト50を歩く」他 |