(おりじょう)
県指定史跡
岐阜県瑞浪市稲津町小里
▲小里城は土岐氏一族の小里氏が戦国期に築いた山城である。武田、織田、
徳川とその帰属を変転したが、江戸初期に嗣子無く断家となり廃城となった。
(写真・山頂本丸の天守台石垣。)
東濃の最前線、小里氏累代の山城
鎌倉後期、土岐氏一族の土岐太郎国定が小里に土着して小里氏の祖となり、正中の変(1324)に参陣して討死したと伝えられている。室町期には頼幸、兵庫助、康氏、能登守、次郎といった名が諸書に登場するがその詳細は分からないようである。 |
▲御殿場の大手門跡。 |
▲天守台内側と城山神社。 |
▲城址入口。 |
▲城址入口前の道路をはさんで城址駐車場がある。 |
▲入口から森の中に進むとすぐに石垣が現れる。 |
▲石垣の上は御殿場と呼ばれる削平地となっている。御殿、すなわち城主の居館・陣屋の建物が置かれたところであるる |
▲御殿場の曲輪は三段ある。 |
▲御殿場に立つ縄張図。山頂本丸までの経路が描かれている。 |
▲「小里氏御殿場跡」の碑。 |
▲城址入口と山頂本丸の中間点にある大岩。 |
▲登山開始から20分ほどで山城部分の入口である大手曲輪に到着。 |
▲大手曲輪からは急傾斜の登山となり、ロープが張られている。 |
▲本丸手前の二の曲輪。 |
▲二の曲輪から本丸へ。大きな石が多い。 |
▲前方に本丸の石垣が現れる。 |
▲山頂本丸に到着。天守台の石垣が目を引く。 |
▲本丸に設けられた休憩所。ここまで約30分かかった。健脚の方なら20分くらいだろうか。 |
▲天守台前を散策。 |
▲苔むす天守台石垣。 |
▲天守台入口。 |
▲天守台内側。小里城山神社が鎮座する。 |
▲天守台前に建つ城址碑。 |
▲本丸から展望。眼下の街並みは稲津町。 |
----備考---- | |
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訪問年月日 | 2016年11月12日 |
主要参考資料 | 「日本城郭総覧」 |
〃 | 「小里城跡(現地パンフ)」他 |